お笑いコンビ「ピース」のボケ担当として、また芥川賞作家としても活躍する又吉直樹さん。
多才な彼の人格や独特な世界観の原点には、家族や兄弟との関係が大きく影響していると言われています。
この記事では、又吉直樹さんの兄弟構成、ご両親のルーツ、家族との絆や創作活動への影響について、解説します。
又吉直樹の兄弟構成|2人の姉がいる三人兄弟の末っ子
3歳上と4歳上の姉、又吉は末っ子
又吉直樹さんは、3歳上と4歳上の2人の姉を持つ末っ子として大阪府寝屋川市で育ちました。
男兄弟はおらず、姉2人に囲まれて育った家庭環境は、彼の性格や表現スタイルに大きな影響を与えたと考えられています。
おしゃべりな姉たちが育てた「内省的な思考力」
又吉さん自身がインタビューで語っているところによると、2人の姉はとてもおしゃべりだったそうです。
「3つ上と4つ上の姉が、とてもお喋りなんですよ。そのくらい年齢が離れていると、だいぶ力の差があるじゃないですか。姉2人が親に一生懸命今日あったことを話していて、ぼくだって話したいんですけど、負けてしまって話せない」
3〜4歳という年齢差は、子供時代には大きな差です。
姉たちの会話に割って入れず、自分の気持ちを口にできなかった経験が、後の又吉さんを内省的な思考に向かわせ、文章で深く表現する力を育てたとも言われています。
芸人としての観察眼や、小説家としての繊細な心理描写は、こうした幼少期の家庭環境に源流があると言えるでしょう。
姉たちは長らく弟の小説を読んでいなかった?
意外なエピソードもあります。
又吉さんによると、芥川賞を受賞した代表作『火花』は、出版当初は母親しか読んでいなかったとのこと。
「うちには両親と姉が二人いるんですけど、僕が数年前に書いた『火花』という小説は母親しか読んでなくて。姉が先日、『そろそろ読んでみようかな』と言っていました(笑)」
弟が日本中で話題になっている小説を、姉たちは数年経ってから読んだ——という距離感が、かえって自然体な家族関係を物語っています。
又吉直樹のご両親|沖縄と奄美のルーツ
父は沖縄県名護市出身
又吉直樹さんの父親は沖縄県名護市の出身です。
日本経済新聞のインタビューでも、又吉さん自身がその事実を認めています。
「沖縄の名護、お母さんは鹿児島の奄美のご出身ですね」
「又吉」という珍しい名字も、沖縄に多い苗字として知られています。
母は鹿児島県奄美群島・加計呂麻島出身
母親は鹿児島県奄美群島の加計呂麻島(かけろまじま)の出身です。
加計呂麻島は奄美大島の南に位置する自然豊かな離島で、又吉さんは番組企画で母の故郷である加計呂麻島を訪れたこともあります。
沖縄と奄美という日本本土とは異なる独特の文化と風土を持つ南西諸島にルーツを持つことが、又吉さんの繊細な感性や、どこか異郷的な雰囲気を持つ作風につながっているのかもしれません。
お父さんから受けた影響
又吉さんは父親について「少しやんちゃで自由に生きていた」と語っており、とても面白い存在だったといいます。
父親からの「調子に乗んなよ」という言葉が今も心に残っているとも語っており、家族との関わりが彼の人生観の核になっていることがうかがえます。
まとめ|家族と兄弟が育てた「又吉直樹」という存在
又吉直樹さんの家族・兄弟構成について、改めて整理すると以下のようになります。
- 2人の姉(3歳上・4歳上)を持つ末っ子の三人兄弟
- 父は沖縄県名護市出身、母は鹿児島県奄美群島・加計呂麻島出身
お笑い芸人として、芥川賞作家として又吉直樹さんの今後の活動にも、引き続き注目が集まりそうです。


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